属性

要素により詳細な情報を付け加えるために,属性と呼ばれる仕組みがある.ここではその属性に関する紹介を行う.

共通属性

id属性

任意の要素に好きなID名を付けることができる.主に特定の要素にデザインを指定したり,ページ内でのリンク先を指定したりするのに使われる.1つのXHTML文書中に同じID名を複数使うことはできない.

テンプレート
 < 要素 id="ID名" >

ID名に使える文字は半角のアルファベット(大文字と小文字は区別される)・半角数字・ハイフン(-)・アンダースコア(_)・コロン(:)・ピリオド(.)のみである.

class属性

要素をジャンルにわけることができる.主にデザインを指定するのに使われる.複数の要素に同じクラス名をつけることもできる.

テンプレート
 < 要素 class="クラス名" >

クラス名に使える文字にID名のような制限はない.

title属性

要素に補足的な説明を付けられる.表示方法はブラウザ毎に異なる.

テンプレート
 < 要素 title="テキスト" >

lang属性

XHTML1.1では廃止されている.

テンプレート
 < 要素 lang="言語コード" >

言語コード

プライマリコード意味
en英語
frフランス語
deドイツ語
esスペイン語
ruロシア語
arアラビア語
ja日本語
ko韓国語
zh中国語
サブコード意味
en-usアメリカ英語
en-gbイギリス英語
de-CHスイス・ドイツ語
zh-CN中華人民共和国語

style属性

個々の要素にスタイルシートのデザインを指定できる.

その他の共通属性

  • dir属性
  • accesskey属性
  • tabindex属性

イベント属性

onload属性

ページの読み込みが完了したときに実行するスクリプトを記述できる.

onclick属性

要素の上でマウスをクリックしたときに実行するスクリプトを記述できる.

onmouseover属性

要素の上にマウスポインタを合わせたときに実行するスクリプトを記述できる.

onmouseout属性

要素に合わせていたマウスポインタがその要素から離れたときに実行するスクリプトを記述できる.

onchange属性

フォームの入力項目となる要素で,項目の値が変化したときに実行するスクリプトを記述できる.

onsubmit属性

フォームが送信される前に実行するスクリプトを記述できる.


その他のイベント属性

  • onuload属性
  • ondblclick属性
  • onmousedown属性
  • onmouseup属性
  • onmousemove属性
  • onkeydown属性
  • onkeyup属性
  • onkeypress属性
  • onfocus属性
  • onblur属性
  • onselect属性
  • onreset属性